ティラノレース、今年は幕別で パークゴルフともコラボ
【幕別】2023年から帯広と音更で開催されてきたユニークな催し第3回「ティラノサウルスレース」が8月24日午前10時受付開始で、幕別町千住のスマイルパーク・ナウマンゾウ模型前の広場を会場に開かれる。参加者と運営ボランティアを募集している。
このレースは、とかち子育て支援センター(長岡行子代表理事)が、コロナ禍で落ち込んだ活気を取り戻そうと実施してきた。「コロナが収束し、役割を終えた」として昨年で終了予定だった。
しかし、要望が相次いだことから5月に急きょ実行委員会を立ち上げ。社会教育士としてつながりのあった小田新紀さん(幕別町議)の紹介で、幕別町での開催が決まった。
レースには町発祥のパークゴルフの要素を取り入れ、幕別らしさを演出する予定。優勝賞品は前回同様、肉を用意し、参加者全員に記念品をプレゼントする。雨天時や気温が高い場合は、隣接する札内スポーツセンターで実施する。観覧無料。
長岡代表によると、これまでの参加者は約8割が十勝管外から。「経済効果も期待できるが、ぜひ十勝の人も参加して、新たなつながりをつくってほしい」と呼び掛けている。
参加費は成獣(10歳以上)2000円、幼獣(同未満)1000円で、ティラノサウルスの着ぐるみと荒天時のための上靴が必要。締め切りは8月10日だが、100人に達し次第終了する。
また、前回開催で複数校の高校生ボランティア同士に交流が生まれたことから、今回も運営ボランティアを同時募集している。
希望者は専用フォームか、同センター(0155・38・3558)へ。(柳田輝)