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亜麻の花が満開 ノスタルジックな風景広がる 本別町押帯

ノスタルジックな印象を与えている亜麻の花畑(星野広翔撮影)

 【本別】本別町押帯の農家富川範己さんの畑で、亜麻の花が見頃を迎えている。町内では1918年から68年まで、繊維のリネンを作るための亜麻工場が稼働し、栽培畑も点在していた。亜麻の花は午前に咲き、午後に散ってしまうはかなさが特徴で、薄紫色のかれんな風景が当時のノスタルジックな印象を与えている。

 富川さんは、農業生産法人ほんべつSEED(北5)の社長を務め、今季は前年より30%広い約2ヘクタールで栽培。種子から取れる亜麻仁油は、特産品「十勝農家の和風たまねぎドレッシング」の原料となり、2トン以上の収穫を目指している。

 亜麻仁油には「オメガ3系脂肪酸」が含まれ、悪玉コレステロール値を下げる機能が確認されている。動脈硬化や心筋梗塞、生活習慣病などの予防効果も期待される。

 富川さんは「生育は順調で、8月半ばには収穫できそう。たまねぎドレッシングは何にでも合うので、ぜひ味わってほしい」と話している。(佐藤匡聡)


本別の亜麻が満開 ノスタルジックな風景広がる


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