ＪＲ北海道が「鬼滅の刃」とタイアップ 帯広駅や新得駅でも特別装飾
スタンプ設置駅に設置される告知パネルのイメージ（Ｃ）吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ｕｆｏｔａｂｌｅ（ＪＲ北海道提供）
【札幌】ＪＲ北海道は１４日、人気アニメ作品「鬼滅の刃」とタイアップしたプロモーションを６月１８日から実施すると発表した。帯広駅など道内１０駅でスタンプラリーを実施、帯広駅や新得駅で特別装飾を行う。特急「おおぞら」「とかち」では、登場キャラクターの声による車内アナウンスも予定。日本のアニメは海外でも人気が高いことから、国内外の観光客らにアピールして鉄道の利用促進を図る考えだ。
映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編」が７月１８日から公開されるのに合わせて実施。帯広駅や札幌駅など１０駅にキャラクターのスタンプとフォトパネルを設置する。達成駅数に応じて抽選でオリジナルグッズをプレゼントする。
帯広、新得、旭川、函館、釧路の５駅には、作品にちなんだ装飾を施す。新得駅ではホームも装飾し、車窓から楽しめるようにする。７月１８日からは特急「おおぞら」「とかち」の車両で、キャラクター音声でのアナウンスを放送する。タイアップを記念した入場券セットやフリーパスを数量限定販売し、札幌－室蘭間と札幌－旭川間でラッピング列車も運行。詳細は７月中旬に特設サイトで告知する。
「鬼滅の刃」とのタイアップについて説明する綿貫社長
同社の綿貫泰之社長は１４日の記者会見で「子どもも含めて非常に人気のある作品。さまざまな仕掛けを用意しているので楽しんでもらいたい」と語った。プロモーションは１０月１３日まで。（安藤有紀）
