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振る舞い酒に長蛇の列 畜大の碧雲蔵5周年イベント

関係者による「鏡開き」でスタートした蔵まつり。左から若山杜氏(とうじ)、塚原社長、長澤学長、川端総杜氏(午前10時ごろ、助川かおる通信員撮影)

 帯広畜産大内の酒蔵「碧雲(へきうん)蔵」で10日、創設5周年を記念した初イベント「蔵まつり」が始まった。雨が降るあいにくの天気だったが、帯広市内外から多くの来場者が訪れ、にぎわった。11日まで。

 碧雲蔵は上川大雪酒造(上川管内上川町、塚原敏夫社長)が運営する日本酒醸造と販売の拠点。2020年に全国初の大学内酒蔵として開設された。

 蔵まつりは、地域への感謝を伝える目的で企画。碧雲蔵敷地内を会場に、甘酒・酒かすの無料配布ブースや、物販、日本酒飲み比べコーナーなどが設けられ、酒蔵見学ツアーなども展開している。

 この日は午前10時、塚原社長が「十勝の方々に応援していただいて無事に5周年を迎えることができ、感無量」とあいさつし、同大学の長澤秀行学長と同社総杜氏の川端慎治氏、碧雲蔵杜氏の若山健一郎氏の4人による「鏡開き」でスタート。その後行われた振る舞い酒には長蛇の列ができたほか、最大定価の57%引きとなる「アウトレット隠し酒」が人気を集めていた。

 帯広市の関戸いづみさん(53)は「日本酒が大好きなのでうれしいイベント。蔵の見学などもして、ゆっくり楽しみたい」と話していた。

 11日は午前10時から午後3時まで。(児玉未知佳)

振る舞い酒に長蛇の列 畜大の碧雲蔵5周年イベント

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  • 「振る舞い酒」を求めて列を作る来場者(午前10時ごろ、助川かおる通信員撮影)

    「振る舞い酒」を求めて列を作る来場者(午前10時ごろ、助川かおる通信員撮影)

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