中札内の桜六花公園 ようやく見頃
【中札内】中札内村の桜六花公園(南札内西1線)のサクラが、11日ごろにかけて見頃を迎える。9日の昼には数組が来園、咲き始めたサクラを眺めて楽しんでいた。
桜六花公園は、1999年に六花亭(帯広)が村に寄贈したエゾヤマザクラを植樹して造成。現在も約800本が植えられており、十勝のサクラの名所として毎年多くの人がゴールデンウイーク(GW)ごろに訪れている。
今年は4月の低温や降雪で、開花が平年より1週間程度遅れていた。9日は正午までに気温が20度となり、公園内のサクラは七分咲きに。来園者がカメラやスマホを構え、サクラの撮影を楽しんでいた。
村観光協会は「週末の11日には見頃を迎えそう。週明けは満開になるのでは」と予測している。
十勝地方の天気は、11日は曇りの予報。週明けの12日以降は、晴れ間が見え花見日和になる見込み。(吉原慧)