コーナー間近のスタンドで迫力の走りを TISが観客席に新スタンド
【更別】更別村弘和のサーキット、十勝スピードウェイ(TIS)に、新たに高さが最大5・5メートルの観客席が設けられた。サーキットではゴールデンウイーク(GW)もさまざまなイベントが開催されており、新たなスポットでの観戦を呼び掛けている。(近藤周)
新観客席は昨年秋、本コース(約5キロ)の第5コーナー西側に完成。モーターカーの走りを間近で楽しんでもらおうと設置した。長さ6メートルのベンチ5基が3列で並んでおり、約200人が観戦できる。座席の高さは3~5・5メートル。
直線コース沿いの既存の観客席と比べて、コーナーを曲がるモーターカーのスピード感や迫力あるエンジン音をより体感できる。最上段では最終コーナーまで見渡すことができ、西側には雄大な日高山脈の景色が広がる。
TISではGW中のイベントが充実。4日はマツダの名車「RX-8」のアタックイベント「エイトリアンカップin十勝3rd」、5日はJAF(日本自動車連盟)公認レースの出場選手たちによるDEMOレース観戦や、親子でパイロンコースを体験走行できる「2025十勝スピードウェイ感謝祭」を開く。
TISの柴田誠所長は「コースの近くから観戦することで、迫力あるレースをより楽しんでもらえるのでは」と話している。
イベント詳細はTISのホームページへ。