福原の「サウンドロゴ」公募で決定 全店で放送開始
食品スーパーチェーン・福原(帯広市、福原郁治社長)は、自社のコーポレートメッセージ(CM、キャッチフレーズ)に対する「サウンドロゴ」を公募で決定した。福原社長は「明るく楽しく思わず口ずさんでしまうメロディー」とPR。24日から全店の店内放送で流している。(佐藤いづみ)
CMは企業やブランドなどを印象付けるキャッチフレーズ。同社は2021年、CMとして「福を届けます、すべての人に。~Make Happiness(メーク・ハピネス)!~」を作成、同時に「福を届けるプロジェクト」を立ち上げ、社内外で地域ボランティア活動への協賛拡大などを進めている。
サウンドロゴの公募はCMの周知を図ろうと企画。スマートフォンの録音アプリで昨年11月から音源を募集し、105件が集まった。帯広在住のピアニストNANA(久保田奈々)さんらが審査、最優秀(採用作品)などを決めた。
最優秀は帯広市在住の30歳女性「ズカさん」(ペンネーム)の音源。最初に「ふふふふ‥」のフレーズから入り、CMへと続く。「店内でお客さんが楽しく笑顔で買い物をする風景をイメージした。一緒に考えた妹と(最優秀を)喜んだ」とコメントした。
完成版は実際の作品をNANAさんがアレンジ。FMウイングのパーソナリティー門馬ひかりさんが歌い手、おびひろ市民ミュージカルの子どもらがコーラスを務めた。店内には音源が聞けるQRコード付きPRポスターを掲示、定期的に店内放送でアピールすることにしている。