幕別出身バスケ選手河村さんが地元で実技指導
【幕別】幕別町応援大使でバスケットボール・Wリーグの新潟アルビレックスBBラビッツに所属する河村美侑さん(26)=幕別町出身=が20日、札内中学校を訪れ、同校と母校・札内東中の両バスケ部員に技術指導した。自身のルーティンなどを伝授し、後輩たちにエールを送った。(廣田佳那)
町、同町教委主催。町出身アスリートの応援大使が町内の子どもたちと交流し、スポーツへの興味・関心を深めることを目的とした「アスリートと創るオリンピアンの町創生事業」の一環。
河村さんは幕別白人小、札内東中出身で、中学時代には道選抜の主将として都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会に出場。進学した札幌山の手高校時代はインターハイ、国体でも北海道チームとして出場した。故郷で指導するのは昨年4月に続いて2回目。
この日は、両校の男女バスケ部員23人が参加。前半はドリブルやパス、シュートなどを中心に練習、後半は河村さんもチームに加わって試合を行った。
シュート練習では、片足を上げながらシュートを打ったり、一回転してからシュートしたりなどのトレーニングを実施。河村さんは「試合中も安定したシュートを打つためには、バランスを意識することが大切」とアドバイスした。
熱心に指導を受けた出口愛梨さん(14)=札内2年=は「視野が広がって、シュートも安定するようになった」、三上蒼真さん(14)=同=は「プロの人から直接教えてもらえて意義のある練習だった。今後試合でも生かせそう」と笑顔で話していた。
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