新年清らかに 帯廣神社すす払い~師走スケッチ
帯廣神社(大野清徳宮司)で28日午前、境内各所を掃除してすがすがしく新年を迎えるための「煤払式(すすはらいしき)」が行われた。
一般家庭の大掃除と同様の意味合いがある祭事で、毎年この時期に行っている。神事に続き、神職3人が、3メートルの長さの「忌笹(いみざさ)」を使い社殿の天井や壁、神門の汚れを落とした。
大野宮司は「身も心もすがすがしく、良い1年を迎えられるよう、心を込めてすす払いさせていただいた」と話していた。
帯廣神社では31日午後3時から大祓(おおはらい)式を行い、同5時の除夜祭で1年を締めくくる。
同神社のYouTubeでは31日夜、初詣の混雑具合を伝えるライブカメラの配信を行う予定。(中島佑斗)