ツリーや熱気球、鮮やかに 輝くドローン夜空舞う 25日まで
【上士幌】LED(発光ダイオード)を搭載したドローン500機が冬の夜空を彩る、「かみしほろクリスマスドローンショー2024」が21日、3年ぶりに上士幌町内の道の駅かみしほろ(上士幌東3線227)で始まった。カラフルな光を放つドローンが、サンタクロースやトナカイなどの図柄を華やかに描いた。
ドローン500機のショーは道内最大規模で、十勝では初めて。町や町内の観光地域商社karch(カーチ)、ドローンショー企業「ノースドローンショー」などで構成する上士幌町ドローンコンテンツ実行委員会(千葉与四郎委員長)が主催、十勝毎日新聞社協賛。
ショーではドローンが宙に舞い、色鮮やかに輝きながら、隊列を組んで旋回。上士幌を象徴する熱気球や、自由の女神、クリスマスツリーなどを次々と表現し、見物客は描かれるたびに歓声を上げた。最後には花火も打ち上げられた。
釧路市から友人と一緒に訪れた会社員上島香奈さん(27)は「寒さを忘れるほど、夜空に浮かぶ光のショーに感動しました」と笑顔だった。
ショーは25日まで開催する。第1部は午後6時15分から、第2部は同7時40分から。悪天候の場合は中止。問い合わせはカーチ(01564・7・7777)へ。(大健太郎)
ツリーや熱気球、鮮やかに 輝くドローン夜空舞う 25日まで