池田駅開業120周年 15日に記念セレモニー
【池田】JR北海道は池田駅開業120周年を記念し、さまざまなイベントを展開している。開業日の15日午後1時からは同駅待合室で記念セレモニーを開催。「池田駅の歴史に関するお話」や、池田町観光協会の協力で来場者に町の銘菓「バナナ饅頭(まんじゅう)」やホットワインなどを振る舞う。(澤村真理子)
歴史紹介や傘踊り
当日は安井美裕町長や丹羽泰彦町議会議長、池田機関区や同駅のOBらが、浦幌からJRに乗車して池田駅へ。元町職員の君島利彦さんが池田駅の歴史について紹介、町郷土芸能「傘踊り」も披露される。君島さん製作の池田機関区のジオラマも一日限定で展示する。
池田と利別、豊頃の3駅では開業120周年の記念横断幕も登場。池田・利別の横断幕では、ブドウやワイン城のイラスト、120年の「1」をワインのボトル、「0」を動輪で表現した記念ロゴマークがあしらわれている。豊頃駅の横断幕はジュエリーアイスやハルニレの木が描かれている。
池田駅では「鉄道写真・パネル展」も開催中(来年1月15日まで)。町の発展を支えてきた鉄道の歴史を紹介している。
同駅の阿部美徳駅長は「この節目に(駅長として)携われて心から感謝したい。今後も町と駅とがまちづくりに協力し、歩みを続けていきたい」と話している。