片山楽生投手、チームメートとの絆も披露 母校で指名報告会
プロ野球のオリックス・バファローズからドラフト6位指名されたNTT東日本の片山楽生(らいく)投手(22)が6日、母校の白樺学園高校を訪問した。午前9時から同校で開かれた「指名を祝う報告会」に臨み、野球部時代のチームメートとの絆を語り、プロ野球での活躍を誓った。(織戸駿哉)
片山投手は2002年、音更町出身。白樺学園高野球部では、1年秋から3番打者としてチームをけん引。2年秋にはエースとして明治神宮大会で4強入り、翌年の選抜大会代替の甲子園高校野球交流試合に出場した。
報告会には全校生徒が出席。拍手で迎えられ登場した片山投手は「試合で良い結果を残せなかったとき、かけがえのない仲間が僕をカバーしてくれた」と回顧。「縁は今も今後も大切にしていきたいし、皆さんにも大切にしてもらいたい」と呼び掛けた。プロ野球生活に向け「皆さんに元気いっぱいな姿を見せられるように精いっぱい頑張るので、応援をお願いしたい」と、決意を語った。
嶋野幸也校長は「夢に向かって努力を続けていく過程が大切なこと」と生徒に伝え、今夏まで同校野球部で主将を務めた藤原悠楽さん(3年)が、片山投手に花束を手渡した。
その後、片山投手、野球部の亀田直紀監督、嶋野校長は芽室町役場も訪れ、手島旭町長にあいさつした。
◆関連記事
・オリックス入団の片山楽生投手が故郷音更に 「1年戦える体つくりたい」-十勝毎日新聞電子版(2024/12/06)