道の駅ランキング 「なつぞらのふる里」が3部門トップ
北海道開発局は9日、道内の道の駅ランキング2024を発表した。音更町の道の駅おとふけが「ゆっくり休憩できた」「家族で訪れたい」「長時間滞在したい」の3部門で、初めて1位に輝いた。
6部門でトップ10
「道の駅スタンプラリー」で昨年、全道の道の駅を訪れた完走者を対象にアンケートを実施した。「トイレがきれい」「再度訪れたい」「冬に訪れたい」など8項目で、それぞれトップ10を集計した。
道の駅おとふけは、「道路や地域に関する情報提供が充実していた」「再度訪れたい」で4位、「トイレがきれい」でも5位にランクインし、計6部門でトップ10入りした。
上士幌町のかみしほろが4部門、音更町のガーデンスパ十勝川温泉が2部門でそれぞれランクイン。中札内村の道の駅なかさつないが「いちおしの“おいしいもの”」で8位、陸別町のオーロラタウン93りくべつが「冬に訪れたい」で4位となった。
帯開建道路計画課によると、おとふけに対する声として「施設も新しく快適だった」「テナントや遊具、ドッグランがあり充実していた」「バリアフリーになっていた」などがあった。
24年の道内の道の駅登録駅数は128駅。スタンプラリー完走者は3271人で過去最多だった。同課の小林悟課長は「十勝にはランクインした駅以外にも個性的で魅力あふれる道の駅が多い。この機会に道の駅巡りを楽しんでほしい」と話している。(廣田佳那)