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サホロスキー場、12月2日オープンへ 最新型の降雪機がフル稼働中

今季開業に向け、人工降雪機が稼働するサホロリゾートスキー場(29日午後7時40分ごろ)

 【新得】新得町狩勝高原の「サホロリゾートスキー場」で、人工降雪機によるゲレンデづくりが急ピッチで進んでいる。人工雪が寒空に舞い、一面の銀世界が深まりつつある。12月2日にオープンを予定している。

 運営する加森観光サホロ事業部によると、降雪作業は例年並みの22日から始まった。26日から3日間は高温が続き作業を休止したが、29日は急激に冷え込んだ。午後2時半から夜通し作業が行われ、計7人のスタッフが「セントラルストリート」コース(滑走距離680メートル)で7台の人工降雪機をフル稼働させた。

 同スキー場は今年、暖冬による雪不足に備え、2億4000万円をかけて最新型の人工降雪機19台を増設。富良野スキー場やニセコ地域など後志管内の主要スキー場が雪不足で当初予定のオープン時期を延期する中、早期開業による顧客獲得を目指す。

 斎藤和則支配人は「新しい降雪機の導入で例年より早いオープンにこぎ着けられた。営業開始に向け、万全の態勢でお客さんを迎えられるよう準備を進める」と話していた。(小野寺俊之介)

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