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碧雲蔵「十勝 特別純米」が韓国の酒コンテストでグランプリ

贈呈されたトロフィー(左)と受賞した「十勝 特別純米」。中央が海外仕様ラベル、右が国内販売向け

 「大韓民国酒類大賞」(朝鮮ビーズ主催)で、帯広畜産大内の酒蔵「碧雲蔵」が醸造した「十勝 特別純米」が、日本酒部門の最高となる「ベストオブ2024」を受賞した。(佐藤いづみ)

 碧雲蔵を運営する上川大雪酒造(上川管内上川町、塚原敏夫社長)によると、同大賞は健全な酒類文化の形成支援などを目的に2014年から毎年開催。今年は最多の1061ブランドの応募があり、448ブランドが同大賞を受賞した。このうちベスト-は大賞の中から部門別に1点のみ選ばれる。碧雲蔵の酒は代理店を通じ、韓国の大手酒店を中心に流通しているという。

 受賞酒は開設2年目から醸造を始めた。道産米、道産米こうじを使用し、精米歩合は60%。同酒は22年に「北海道米でつくる日本酒アワード2022」でグランプリを受けている。

トロフィーを持つ若山さんと、受賞を喜ぶ蔵人たち

 このほど同蔵にトロフィーなどが届いた。塚原社長は「国際的にも味が認められたことはうれしい」と喜ぶ。若山健一郎杜氏(とうじ)は「米のうまみを最大限引き出した品。前回のコンクール同様、利き酒ではなく、飲んで評価いただいたと聞く。造り手として励みになる」と笑顔を見せる。

 受賞酒は同蔵ショップなどで1本2200円で販売中。

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