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みずみずしいアスパラ、露地物の収穫始まる 川西生産組合

露地での収穫が始まったアスパラガス畑(2日、帯広市上帯広町で。須貝拓也撮影)

 帯広市内で露地物アスパラガスの収穫が始まった。空に向かってすくすくと育った茎を、農家が1本ずつ丁寧に手作業で刈り取って出荷している。

 帯広市川西グリーンアスパラガス生産組合(38戸)は約17ヘクタールで作付けている。今期は例年より雪解けが進んだこともあって、早い農家は4月29日から収穫入り。全体としては6月中旬までが最盛期で、道内の卸売会社や市場、Aコープ店舗などに出荷する。

 組合長を務める上帯広町の牧村康弘さん(55)は2日、自宅前に広がる30アールの畑で今シーズンの作業を開始した。特注の物差し付き鎌を片手に、長さ25センチ以上に伸びたアスパラを測りながら手際よく収穫。刈り取った茎の断面からは、大地の恵みを十分集めた水分がジワッとあふれ出ていた。

 牧村さんは「6月までしか食べられない川西のグリーンアスパラ。おいしい時期に、おいしい分だけ食べてほしい」と話していた。(佐藤匡聡)

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