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児童会館の天文台で冬の花火を楽しもう 先着20人 24日から受け付け

児童会館から見た昨年の氷まつりの花火。迫力ある光景が楽しめる(帯広市児童会館提供)

 帯広市児童会館(渡邊誠克館長)は「第61回おびひろ氷まつり」期間中の27日午後5時半から、同館の天文台で、天体と氷まつりで打ち上げられる花火を見るイベント「冬の夜空を見上げてみよう」を初開催する。先着20人。24日午後5時半からインターネットの特設サイトで申し込みを受け付ける。

 開催のきっかけは昨年の氷まつり。同館で行ったイベントの片付け作業で、渡邉館長ら職員が休憩中に夜空を見上げると、そこには美しい“大輪の花”が開いていた。

 「児童会館は花火を打ち上げるグリーンパークから距離約300メートル、高さ約30メートルの丘に建てられている。平地で見るより花火が近かったので迫力があり、とてもきれいに見えた」と振り返る渡邊館長。「市民の方にもこの感動を味わってほしい」と、間近で冬の花火を鑑賞する同イベントを初めて企画した。

星空観望も
 当日は同日に星空も観望してもらおうと、同館の天文台を使用する。望遠鏡で30分間、木星などの天体を観測してから、午後6時に打ち上げられる花火を参加者全員で眺める。

 暖かい屋内でも楽しく花火を見てほしいと、事前予約不要で館内2階の実習室も開放予定でいる。詳しくは同館(0155・24・2434)へ。(山田夏航)

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