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「立冬」リスも冬支度 最低気温、帯広7.6度

落ち葉の上で木の実をくわえるエゾリス(8日午前6時半ごろ、帯広市内のグリーンパークで。須貝拓也撮影)

 8日は二十四節気の一つ「立冬」。暦の上では冬の始まりとされるが、帯広では朝の最低気温が平年より7度高い7・6度を観測するなど、十勝地方は寒さが緩んで秋を思わせる気温となった。

 帯広測候所によると、8日朝の最低気温は、浦幌8・5度、池田7・5度、陸別氷点下0・4度など。平年よりも1~9度も高く、各地で9月下旬から10月下旬並みの気温になった。

 帯広市緑ケ丘公園内のグリーンパーク(緑ケ丘2)では、朝の陽光を背に受けながら、積もる落ち葉を踏みしめ、散歩を楽しむ人の姿も。ただ冬の足音は着実に近づいていて、エゾリスが木の実をくわえながら、落ち葉の上を駆け回るなど、冬支度にいそしむ姿も見られた。

 9日の帯広も最低気温は6度と暖かい朝になる見込み。最高気温は12度の予想。(松岡秀宜)

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