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公立芽室病院がCFに挑戦 訪問看護車購入のため 600万円目標に

クラウドファンディングを呼び掛ける職員たち

 【芽室】公立芽室病院(研谷智院長)は10日から、訪問看護車2台購入のための資金600万円をクラウドファンディング(CF)で募る。同病院は地域包括ケアシステムを推進する病院として、地域医療へと方向転換した体制への理解と支援を求めている。11月30日まで。(近藤周)

 高齢化が加速する中、同病院は地域に密着した病院として在宅診療に力を入れている。2018年に訪問介護部門を立ち上げ、22年には24時間体制の訪問看護ステーションを開設した。

 現在は3台のリース車両や公用車を使い、訪問看護や訪問リハビリに出向いている。今後、訪問診療における地域住民からのニーズはさらに高まっていくとして、新たな訪問看護車を購入し、看護師が一人でも多くの患者を訪問できる体制づくりを目指したいとしている。冬の町内でも天候によらずスムーズな訪問ができるよう、豪雪時も移動できる四輪駆動車の購入を検討している。

 地域住民の温かい思いを病院運営に反映させたいと、今回、初めてCFという手法を用いる。同病院は「地域診療を進めるこれからの病院体制に理解をいただけたらうれしい」とし、支援を呼び掛けている。

 寄付はCFポータルサイト「レディーフォー」からできる他、申込書を利用して病院窓口でも寄付が可能。

 問い合わせは同病院(0155・62・2811)へ。

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