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映像体験や酪農、発表会に管内2社 起業支援NPO

事業の展望を語る本多氏

 起業支援などを手掛けるNPO法人インデペンデンツクラブの第547回事業計画発表会(とかち財団共催)が24日、帯広市内のLANDで行われた。帯広と浦幌の企業が事業内容や収益性、今後の展望などを発表した。

 ファームノートホールディングス(帯広市)の本多壮一郎氏と、フォレストデジタル(浦幌町)の辻木勇二社長が事業計画をプレゼンした。

 本多氏は、「生きるを、つなぐ」をビジョンに人、動物、自然に貢献する活動について報告し、2019年から根室管内中標津町で生乳生産を開始し、自社で高生産性を実現させ、ノウハウを契約牧場に提供して日本全体の酪農の底上げを図っていく展望を語った。

 辻木社長は、バーチャルでの自然体験を提供する「イマーシブ空間」について紹介。同社はどんな部屋でも自動で四方サイズを合わせて自然空間の映像を提供しており、コンテンツは500に上る。辻木社長は「体験した人の93%がその場所に行きたいと回答している」と説明し、「今後、グローバル展開をしていきたい」と語った。

 前段の特別セッションでは、勝毎ホールディングス取締役社長の林克彦氏が「サウナと街おこし~十勝が目指す地方創生とは」をテーマに講演した。(完戸雅美)

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