「広小路七夕祭り」4年ぶり復活、4日から Chai25周年ビアガーデンも
帯広広小路商店街振興組合(吉田克司理事長)の夏の伝統事業「おびひろ広小路七夕まつり」が8月4~6日に開かれる。4年ぶりにアーケードを彩る七夕飾りも設置される予定で、参加団体は飾り作りに力を注いでいる。
66回目を数える帯広の夏の風物詩で、紙花などで作る大型の飾りが人気を集める。メインの飾りは福祉施設などの協力で続けてきたが、作業時の「密」を懸念してコロナ下では中止。昨年も例年通りの実施を見送り、代替イベント「おびひろ広小路夏まつり」として規模を縮小して開催した。
今年は10団体が22本の飾りの出品を予定している。「あかりデイサービス」(伊藤権一施設長)では開催決定前の4月から制作を開始。上部は単色にして目立たせ、吹き流しには千羽鶴を用いた。伊藤施設長は「頑張って作ったものを飾ってもらい、社会参加にもなる」とし、利用者の80代女性は「作るのは楽しい。できあがって会場に飾っているところも見てみたい」とほほ笑む。
会場では他に「Tシャツひらひら展示」も行う。また、協賛イベントとして、帯広西一条中央商店街振興組合(柳澤一元理事長)が西1条通(南9、10丁目)に屋台や縁日など55店を出店する予定。
Chai25周年ビアガーデンも
七夕まつりに合わせ、フリーマガジンChai創刊25周年記念事業「Chai Cross Street」が4、5の両日開かれる。広小路1~2区では午前11時~午後9時にビアガーデンイベントが企画されるほか、ふわふわコーナーやガラポン抽選会も行われる。(児玉未知佳)
8月4日(金)、5日(土)は広小路に行こう! Chai Cross Street
<車両通行止め情報>
▽3日午後1時~7日午後1時=広小路
▽4日午前6時~7日午前0時=西1条通(南9、10丁目)