日曜限定で社食を開放 中札内のパーペル 自慢のピザなど販売
【中札内】紙器製造のパーペル(中札内村栄東5線386、山本浩之社長)は8月まで毎週日曜日、社員食堂の「le・faubourg(ル フォーブル)」を一般開放している。ピザ窯で焼き上げたピザ3種などを安価で提供する。(松崎篤嗣)
同社は、今年で創業91周年を迎えた老舗で、地場大手菓子メーカー六花亭の貼り箱の製造を主力に手掛けている。1995年に帯広から現在地に本社工場を移転した。
社員食堂は2008年、福利厚生の一環で敷地内に建設。全面ガラス張りの開放的な造りで、厨房(ちゅうぼう)部社員が手作りしたランチを周辺の木々の四季を見ながら食べられるのが魅力。地域貢献を目的に2019年から一般開放を始めた。
今回は「トマトとチーズのピザ」「4種のチーズのピザ」に加え、月ごとに変わる期間限定のピザを提供する。7月は「マッシュルームとズッキーニのピザ」。各800円。社食の一般開放のため、敷地内に新たにピザ窯を設置した。注文を受けてから生地を伸ばして焼き上げる。
ドリンクやアイスクリームも提供する。同社企画部の庄子笑さん(24)は「ピザはもちもちとした食感で食べ応えがあっておいしいので、たくさんの人に食べてほしい」と話す。
社員食堂内では同社オリジナルの紙インテリア雑貨の展示販売も。小物トレー(300円)ファイルボックス(1200円)など。同部の岡本野乃花さん(23)は「雑貨は紙とは思えない頑丈な造りで、カラフルでかわいい。ぜひ手にとってほしい」と話している。
8月までの毎週日曜日、午前11時~午後4時。期間中の定休日は8月6日と同13日。問い合わせは同社(0155・67・2536)へ。