十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

愛情込めた花苗いかが 13種を安価で販売、帯広はちす園

ビニールハウスには丹精込めて育て上げた色とりどりの花苗が並ぶ(12日、須貝拓也撮影)

 帯広市内の障害者支援施設「帯広はちす園」(大正町東1線)が、色とりどりの花苗を販売している。30年以上続く活動で、施設の利用者が丹精込めて育てた13種類の花苗が安価で並ぶ。販売は今月下旬まで行われる予定。

 社会とのつながりを持ち、参加することに喜びを感じてもらいたいと、1987年から花苗を栽培し販売。毎年、地域の小中学校や町内会を中心に客が集まっている。

 今年は同施設利用者の受託科に所属する7人と職員が、3月に種まきを始めた。ビニールハウス3棟に約2万株の花が咲き、5月上旬から販売を始めている。佐藤英施設長は「皆さんいつもいい表情で作業している」と話す。

 花苗はすべて1本80円。赤や黄色のマリーゴールドやサルビア、ペチュニアなどが並ぶ。担当する同施設の生活支援員滝石賢汰さんは「施設利用者が愛情込めて育てた花。安く販売しているのでぜひ見に来てほしい」と呼び掛けている。

 販売は平日の午前9時半から午後3時まで。土・日曜、祝日に購入したい場合は連絡が必要。問い合わせは同施設(0155・64・5044)へ。(細谷敦生)

関連写真

  • ビニールハウスには丹精した色とりどりの花苗が並ぶ(12日、須貝拓也撮影)

    ビニールハウスには丹精した色とりどりの花苗が並ぶ(12日、須貝拓也撮影)

更新情報

放置林活用、小規模ビール醸造所・・・ 起業塾「TIP」10期構想発表

紙面イメージ

紙面イメージ

12.4(水)の紙面

ダウンロード一括(90MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME