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和牛全共の十勝開催 実行委が決定 音更と帯広を会場に 2027年秋

あいさつする主催団体の向井会長

 【札幌】第13回全国和牛能力共進会(和牛全共、全国和牛登録協会主催)北海道実行委員会が22日、札幌市内のホテルで開かれ、2027年秋に開催予定の北海道大会の会場を、メインの種牛の部を音更町内、肉牛の部を帯広市内とすることを決めた。6月7日に開かれる主催団体の理事会で正式決定する。

 期間は5日間程度で、9月下旬~10月上旬に予定される。大会本部や種牛の部は、音更町内のホクレン十勝地区家畜市場(音更町音更西2線9)の敷地9・9ヘクタールを活用。審査会場は敷地内にある十勝農協連のアグリアリーナを使用し、仮設席を増設するほか、周辺の屋外に来場者が観覧・応援できる特設会場を設ける。参加する道府県や協賛企業のPRエリアも設けられる。

 一般来場者を迎え入れる催事会場は、審査会場から約1キロ離れた音更町内の希望が丘運動公園を想定。来場者が和牛を試食できるバーベキューブースや和牛PR館などの開催を見込む。

 肉牛の部は、帯広市内の北海道畜産公社十勝工場(西24北2)を使用し、せりや観覧会場は帯広市総合体育館(大通北1)を活用する。

 道大会実行委員長を務める鈴木直道知事は「音更町、帯広市からは大会を全面的に協力すると確認を取った。全国のみなさんに喜んでもらえる大会になるように、オール北海道で準備を取り進めたい」とあいさつ。主催する全国和牛登録協会の向井文雄会長は「全共は和牛生産現場にとって世界に誇れる大事なイベント。北海道大会が北海道和牛にとって大きな飛躍となる機会にしてほしい」と述べた。

 全共は「和牛五輪」と呼ばれ、5年に1度全国から優秀な和牛が集い、改良の成果を競う。前回大会は昨年、鹿児島県で開かれ、延べ30万8000人が来場した。(沖田唯可)

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