とかちマルシェ、来場強化へ 4大グルメラリーも復活
食と音楽の祭典「とかちマルシェ」について、今年は9月1~3日、JR帯広駅周辺で開催する。新型コロナなど感染対応に配慮しつつ、座席数はコロナ前の規模に戻すほか、道内4大グルメイベントスタンプラリーを復活するなど管外客の来場強化も図るなどし、出店や来場者数もコロナ前に近い数値目標を掲げた。
帯広商工会議所や市などで構成する「とかちマルシェ運営協議会」(会長・梶原雅仁帯商副会頭)主催。昨年は3年ぶりにリアル開催し、コロナ対策でステージイベントの人数や座席数の制限などを行い、117店が出店、前回(2019年)比12%減の約9万5000人が来場した。
今年は規模見込みを、出店数120店、来場者10万人に設定。会場は駅北口・南口広場、市南公園、とかちプラザ。座席数は1389席(22年は1049席)。計画によると、来場者プレゼントなどを復活。中でも道内4大グルメ-は19年以来で、マルシェのほか、「オータムフェスト」(札幌)や「食べマルシェ」(旭川)、「グルメサーカス」(函館)の来場者に抽選でプレゼントを進呈する。運営・出店側はマスクなどを着用予定。
詳細は今後固めるが、コロナの感染状況によっては対応の変更もあり得る。1日の同協議会で確認しており、16日の帯商・観光文化委員会でも開催骨子として報告された。(佐藤いづみ)