宮本商産がエステ事業に参入 さかい珈琲帯広南店2階に
宮本商産(帯広市、平征浩社長)は、新たにエステティック事業に参入する。大手事業会社の加盟店として、5月にも1号店を市内西2南20の「さかい珈琲帯広南店」2階にオープンさせる。平社長は「まずは軌道に乗せたい」としている。
新店は「4ビューティ クリスタル」。8日にプレオープンし、5月中のグランドオープンを目指している。運営に当たっては、彩グループとして知られるブルーム・クラシック(東京)のライセンス店支援会社「ミスエステ」(同)と加盟店契約を結んだ。
同グループは国内外でサロンを約220店展開、道内では帯広で3店目。愛媛県に化粧品の自社工場を持ち、グループ独自システムによる肌解析のほか、スキンケアなどが特徴。体験コース3回5000円など。
宮本商産は全国チェーンのカフェ「さかい珈琲」とフランチャイズ(FC)契約し、帯広と札幌に計3店展開。うち、昨年6月に約3億円かけて新築した帯広南店を複数業態にして集客増を図ろうと、同様の女性層をターゲットとしたエステに着目した。さらに5000万円をかけ、機器などを導入した。平社長は「人の育成が図れれば、粗利の高い業種なので札幌などで店舗を増やせるか見極めたい」とした。完全予約制。問い合わせは0155・67・6366。(佐藤いづみ)