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幸せ願い込め‥藤丸で最後の福袋詰め

最後の初売りに向け、丁寧に袋詰め作業をする社員ら(28日午前11時ごろ、助川かおるカメラマン撮影)

 創業122年の地元百貨店・藤丸(藤本長章社長)は28日、来年1月2日に発売する恒例の「縁起福袋」の袋詰め作業を行った。来年1月末に閉店するため、今回で最後となるが、社員らは幸せへの願いを込め、丁寧に商品を詰めていた。

 縁起福袋は100セット限定で1万円、来年の干支(えと)にちなんだミッフィー毛布など2万5000円相当の12品。事前整理券は配布開始から2日で完売した。

 この日は午前10時から社員5人が約2時間ほどかけ、商品を赤色の大型紙袋に詰め込んだ。菊地研一営業企画課長(55)は「近年にない最速完売。一層、作業にも力が入ります」とした。

 藤丸の初売りは2日午前9時半から。創業年にちなみ、定価の3分の1の122万円のダイヤモンドペンダントや、12万2000円引きの新車を限定販売。衣料や食品など全館では約3600個の福袋を用意。閉店売り尽くしカウントダウンセールも始まる。

 藤丸以外の市内大型店(イトーヨーカードー帯広店、イオン帯広店、長崎屋帯広店、MEGAドン・キホーテ西帯広店)は、1月1日から営業する。(佐藤いづみ)

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  • 最後の年を迎え、丁寧に袋詰め作業をする社員ら(28日午前10時45分ごろ、助川かおるカメラマン撮影)

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