建設業クイズ初開催 高校生が熱戦 帯大谷、帯工業が決勝大会へ
高校生を対象とした建設業に関する全国初のクイズ大会「コンストラクション甲子園(第1回高校生建設業クイズ選手権道東大会)」の十勝地区予選が11日、帯広市内のとかちプラザで開催された。予選を勝ち抜いた2チームが決勝大会への切符を手にした。
建設業界への関心と防災リテラシーを高めてもらおうと、建設業の若手経営者らで組織する帯広二建会(萩原一宏代表幹事)などが企画。予選は同日、道東3地区(十勝、釧路、オホーツク)で行われ、同じ高校の生徒2人一組のチーム、十勝14組、釧路20組、オホーツク19組の計53組106人が予選突破を目指して競った。十勝では帯広大谷、帯広工業、帯広農業、音更、士幌、幕別清陵の6高校の生徒が参加した。
同大会は、筆記問題と2択クイズの予選ラウンド、上位チームによるパネルクイズの決勝ラウンドで構成。建設、防災、環境などの分野から出題された。
決勝ラウンドでは、8チームが熱戦を繰り広げ、上位2チーム(帯広大谷・JKローリング、帯広工業・ギョドン)が決勝大会進出を決めた。帯広工業・ギョドンチームの中野愛梨さん(18)=3年=は「まさか通過するとは思っていなかった。次も運を味方につけて頑張りたい」、根本一葉さん(18)=同=は「決勝大会では優勝したい」と話した。道東3地区6チームによる決勝大会は、来年2月26日に同会場で行われる。優勝チームには、沖縄旅行がプレゼントされる。(菊地青葉)
建設業クイズ初開催 高校生が熱戦 帯大谷、帯工業が決勝大会へ