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ボランティア続け20周年 「一人でも加入を」 NPO法人ナルクとかち

「子育て支援に力を入れたい」と話す佐藤代表

 ボランティア活動に取り組むNPO法人「ナルクとかち」(佐藤實代表)は創立20周年を迎えた。会員同士で助け合う「時間予約制度」や子育て支援、サロン活動などで地域に貢献してきた。佐藤代表(84)は「地域の人たちのご協力や会員の皆さんの賛同を得て20年を迎えた」と話している。

 NPO法人「ニッポン・アクティブ・ライフ・クラブ(NALC=ナルク)」は大阪に本部を置き、全国96カ所に活動拠点がある。ナルクとかちは2002年に会員41人で発足。故鎌田利道氏が初代の代表を務めた。

 市内の保育園児を対象とした食育や読み聞かせ事業、市内の地域交流サロンときわの運営、グループホームの外部評価事業など、その活動は多岐にわたる。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、20周年を祝う記念式典は開かず、11月に記念誌を発行した。

 現在の会員は約20人で高齢化が進んでいる。発足当初から関わっている佐藤代表は「地域の子どもたちへの支援活動に一層力を入れたい。そのためには一人でも多くの若い人たちに加入してほしい」と今後の抱負を語った。

 問い合わせは佐藤代表(090・8277・7316)へ。(松村智裕)

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