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高級茶葉使用、お茶屋さんが生プリン開発 茶の河野園

河野園が開発したお茶のプリン

 帯広の老舗茶屋「茶の河野園」(本店・帯広市西3南8、柳澤秀一社長)が、抹茶とほうじ茶の茶葉を使った生プリンを開発した。スイーツの開発は同店初で、柳澤社長は「日本茶との相性が良いプリンを開発した。スイーツをきっかけに、日本茶を飲む機会を作りたい」と話している。

 商品は「抹茶金輪プリン」(400円)と「自家焙煎ほうじ茶京娘プリン」(380円)の2種類で、帯広のカフェ「キッチン猫のさんぽみち」(定蛇稔オーナーシェフ)と開発し、10月下旬から販売開始。新型コロナウイルスの影響を受けた企業を支援する、道の新事業展開・販売促進支援補助金を活用した。

 プリンに使う茶葉は河野園で扱う高級抹茶、宇治抹茶の「金輪(きんりん)」と、本店で自家焙煎(ばいせん)したほうじ茶。牛乳は十勝産、鶏卵は中札内産を使用した。

 滑らかな食感と、あとから感じる茶の香りが魅力。茶葉本来の味わいを生かすため、カラメルや生クリームは使っていない。柳澤社長は「一般的にお茶を使ったスイーツは加工用茶葉の使用が多いが、茶道で使うような上級の茶葉を使用した」と話す。

 本店を含む全4店で販売。賞味期限は4日程度。数量限定で、毎週火・土曜日の夕方以降に各店へ配送、販売される。(吉原慧)

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  • ほうじ茶のプリン(左)と抹茶のプリン

    ほうじ茶のプリン(左)と抹茶のプリン

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