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まきストーブ販売の店 薪火屋がサウナの制作・販売をスタート

幅の広いベンチでゆったりとくつろげるサウナを紹介する井上社長の妻マキさん

 まきストーブの販売を行う「薪火屋(まきびや)」(井上真樹社長、帯広市西16北2)がサウナ販売の新規事業を始めた。サウナストーブ、サウナ小屋、煙突の3点セットで販売。まきストーブの専門店として煙突の安全性にこだわり、「makibino sauna(マキビノサウナ)」というブランドを立ち上げた。

 7月から本格的に営業・販売を開始した。サウナ小屋は市販の物置、サウナストーブは海外製を使用。物置の壁に断熱を施した上で道産カラマツを張り、HUUM(エストニア)、HARVIA(フィンランド)、KASTOR(フィンランド)の3社いずれかのストーブを設置する。シングル煙突では壁に熱を伝え自然発火につながる恐れがあるとして、断熱2重煙突を取り付ける。煙突清掃などアフターフォローも行う。

 井上社長は「管内のサウナー(サウナ愛好者)たちの意見を取り入れ、寝そべってもゆとりある幅が広いベンチや、腕を伸ばしてもぶつからない天井の高さなど細かい工夫を凝らした」と使い勝手に自信を持つ。価格は200万円ほど。問い合わせは同社(0155・67・4710)へ。(吉原慧)

関連写真

  • サウナストーブの熱が伝わり壁の中で発火することを防ぐため、壁に接する部分を2重にした断熱2重煙突

    サウナストーブの熱が伝わり壁の中で発火することを防ぐため、壁に接する部分を2重にした断熱2重煙突

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