帯広空港にJALUXブランド「トカチカラ」立ち上げ 「フードバレーとかち」コーナーも開設
日本航空(JAL)グループのJALUX(東京都、篠原昌司社長)は15日、十勝産にこだわった商品ブランド「トカチカラ」を立ち上げ、とかち帯広空港内の「BLUE SKY」などで第1弾となる2商品の販売を始めた。隣には「フードバレーとかち」のコーナーも初めて設置され、同社と協定を結ぶ山本忠信商店(音更町、山本英明社長)が提案した、十勝の生産者のこだわりの商品が並んだ。
十勝の豊富な食の力と道外に十勝の魅力を発信しようと、JALUXが十勝にこだわったブランド「トカチカラ」を立ち上げた。第1弾として中札内の十勝野フロマージュのマスカルポーネを使った「十勝ティラミスケーキ」(1998円)、3種のチーズ・塩豆・あんバターの3種類が入った「十勝3種大福アソート」(3個入り、950円)を開発し、15日から販売を始めた。
同社の飯島裕司食品加工課長(47)は「十勝の素材にこだわり、食を通じて本当の十勝を全国に発信していきたい」と話した。
トカチカラの商品は、とかち帯広空港のほか、新千歳空港、JALショッピングでも購入できる。
ブランド立ち上げに合わせ、搭乗口ゲート前の「BLUE SKY 北海道とかち野マルシェ店」には、「フードバレーとかち」のコーナーも新設。十勝の生産者などが加工した牛や鹿のジャーキー、豆のピクルスなど、山忠が厳選・提案した42アイテムが並ぶ。山本社長(62)は「フードバレーとかちを道外に発信していきたい」と話した。(完戸雅美)