コメダ珈琲オープン 早朝5時から行列 十勝初出店
有名喫茶チェーン「コメダ珈琲店」の帯広西3条通り店が9日午前7時、帯広市西3南9の帯広3・9スクエア1階にオープンした。十勝初出店で、いち早く人気のメニューを味わおうと、オープンに合わせて多くの人が並んだ。
同店はコメダ(本社名古屋)が全国展開しており、957店舗、道内に16店舗ある(2月末現在)。名古屋発祥のフルサービス型喫茶店。コーヒーなどのドリンクを注文すると、午前11時まではトーストにゆで卵が無料でつく「モーニングサービス」が特徴。ゆで卵は卵ペーストか小倉あんに変更できる。
新店は、旧イトーヨーカドービル周辺の再開発事業の一環で昨年建設したばかりの施設内に開設。旭川第一興商(旭川市)がフランチャイズ(FC)で運営する。席数は89席。
初日は午前5時から人が並び、午前7時の開店直前には40人以上が列をつくった。開店20分ほどで席は埋まり、来店客はモーニングなどを注文していた。
午前5時半から並び、開店直後に入店した中札内在住の男性会社員(50)は「札幌ではよく利用する。今日は休みを取ってきた。名古屋ならではの濃厚な味も癖になる」と笑顔だった。
コメダブレンド480円や、焼いたデニッシュパンにソフトクリームなどを載せた「シロノワール」(680円)など。コメダは「地域の皆さまに“くつろぐ、一番いいところ”を提供したい」(広報室)とコメントした。
同店の電話は0155・66・7750。(佐藤いづみ)
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