楽しく笑顔で過ごして 新義務教育学校に期待 帯広大空小で閉校式典と50周年記念式典
帯広大空小学校(川上裕明校長)の閉校記念式典が20日、同校体育館で開かれた。開校50周年記念式典も併せて行われ、出席者はこれまでの感謝と新しい旅立ちへの希望を重ねた。
同校は来年3月末で閉校となり、4月からは小中一貫校の大空学園義務教育学校へと引き継がれる。
閉校式では米沢則寿市長が「(大空学園義務教育学校には)十勝初の教育の場として発展してほしい。閉校まで楽しく笑顔で過ごして」と児童や関係者に呼び掛けた。児童を代表し、後期児童会長の篠田未来さんもあいさつした。
式典には関係者と6年生が出席し、他学年の児童は各教室でリモートでの参加となった。児童からは「きれいな学校になる。グラウンドで遊ぶのが楽しみ」などの声が聞かれた。
50周年記念式典では、歴代校長やPTA会長らに感謝状が贈られた。後期児童会長の廿楽颯太君があいさつした。(馬渕智子通信員)