なめらか食感「十勝の白豆アイスバー」セコマで発売開始 池田町産「絹手亡」使用
【池田】コンビニエンスストア道内大手のセコマ(札幌市)は、JA十勝池田町(鈴木雅博組合長)の協力で、池田町産の絹手亡を使った「Secoma 十勝の白豆アイスバー」を新発売した。セイコーマート全店舗(北海道、茨城県、埼玉県)で16日から取り扱っている。
絹手亡は白い種皮色の小粒のインゲン豆で、兵庫県姫路市の製菓会社「御座候」と十勝農業試験場が共同で開発。2004年に道の優良品種の登録を受けた。
町内での栽培面積は35戸・約110ヘクタールで、道内一の生産量を誇る。同JAが同社に絹手亡を供給し、同社グループの「ダイマル乳品」(留萌管内羽幌町)でアイスバーを製造した。
アイスには絹手亡の白あんが練り込まれ、絹手亡ならではの滑らかな食感や和菓子のような素朴な味わいを楽しめる。鈴木組合長は「白豆の需要増や消費拡大につながれば」と期待する。価格は税抜き120円。(小縣大輝)
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