羽田空港で十勝体感、デジタル森林浴が登場 どさんこプラザ
【東京】北海道公式のアンテナショップ「北海道どさんこプラザ」羽田空港店が10日、オープンした。浦幌町のIT企業「フォレストデジタル」(辻木勇二代表取締役CEO)のデジタル森林浴空間が常設され、映像を通して十勝を体感できる。
第1ターミナルビル2階出発ロビー(Cゲート前)に出店。道が設置し、日本空港ビルデングと札幌丸井三越が共同運営する。1階は物販スペース、2階にはアイヌ文化や道内観光情報発信コーナーと飲食スペースを設けた。
高精細立体映像を使ったデジタル森林浴空間「うららパークハネダ」は、2階で展開。森林や乳牛の放牧風景、ジュエリーアイスなど十勝の四季の映像を壁面2カ所に投影している。壁面1カ所の大きさは横2・4メートル、縦1・3メートル。鳥のさえずりや川のせせらぎの音も流れ、十勝にいるかのような雰囲気を味わえる。
辻木CEOは「ストレスを減らす癒やしの場になりたい。十勝の魅力を体感し、現地に行ってみたいと思ってほしい」と話す。デジタル森林浴空間の常設展示は浦幌に次いで2カ所目。
物販スペースでは十勝の菓子やチーズ、ワインなどを含め、常時800~900商品を販売する。どさんこプラザは国内10店舗目で、道産商品の販路拡大を支援する。道食産業振興課の林優香課長は「羽田空港は日本のゲートウェイ(玄関口)。北海道の魅力を発信する絶好のチャンス」と期待する。(池谷智仁)
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