農業小学校開校、種イモ植える 芽室
【芽室】町の基幹産業である農業や食への理解を深める「めむろ農業小学校」(事務局・町農林課)の開校式が15日、町美生の畑で開かれた。
めむろ農業小学校は1999年から始まった。毎年5月から10月まで、町内在住の小学生が作物の種まきから収穫までの作業を体験している。
今年度の参加申込人数は40人。町内農家の安藤優貴さんが教頭、児玉勝俊さんと沖元慶大さんが担任を務める。
この日は晴天に恵まれ、ジャガイモの種イモの植え付けを行った。2人の弟と一緒に参加した野村心鈴(みすず)さん(11)は、「植えるスピードが速かったが楽しかった」と話していた。(及川雅敦通信員)