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混雑回避へ、接種券は75歳以上に優先送付 コロナワクチンで帯広市

新型コロナワクチン接種について説明する米沢市長(18日午前11時半ごろ)

 帯広市の米沢則寿市長は18日に定例記者会見を開き、6月1日から開始する65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種について、75歳以上から優先的に接種券を送付すると発表した。24日から受け付ける予約の混雑を緩和する。コールセンターの回線数も増やし、受け付け本番に備える。

 接種券は24日から届き、同日から予約を受け付ける。まず75歳以上に発送し、その後は予約状況に応じて、年齢で段階を設けて順次発送する。

 コールセンターは12回線で対応しているが、24日の予約開始時には20回線に増強。受付時間は平日の午前8時45分から午後8時まで。予約を開始して最初の土・日となる29日と30日は臨時的に受け付ける。

 予約はコールセンターかインターネット、指定医療機関への直接電話のみ。市役所では予約に応じない。

 国の指針では高齢者のワクチン接種は7月末までに終了することになっているが、市は8月末の終了を予定している。

 すでに始まっている高齢者施設入所者への1回目の接種は14日時点で、約2割に当たる668人が終了。現在までに重大な副反応は発生していない。施設入所者への接種は順調に進んでおり、6月末までには終了する見込み。

 米沢市長は「一時的に(予約の)電話が混み合うことも予想される。ワクチンは十分に確保されているので、焦らずに予約してほしい」と呼び掛けた。(川野遼介、岡田優人)

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