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地酒「十勝晴れ」今期もスタート 音更町内で酒米の種まき

ハウス内で種をまくプロジェクトの関係者(左は白木祐一さん、20日午前11時ごろ。金野和彦撮影)

 【音更】とかち酒文化再現プロジェクト(代表・増田正二帯広信用金庫相談役)は20日、町十勝川温泉地区の白木祐一さん(76)の農場で、地酒「十勝晴れ」の原料米・彗星(すいせい)のは種作業を行った。

 2012年から進める地酒再興プロジェクト。帯広信金、JA木野、帯広畜産大、帯広商工会議所などで構成する。田中酒造(小樽市)が醸造を担当し管内を中心に販売、昨シーズンに10年の節目を迎えた。

 この日は、プロジェクトの酒造好適米研究部会(部会長・清水善教JA木野営農部農畜産資材担当部長)のメンバーを中心に16人が参加。午前8時半から育苗シート1400枚分をビニールハウス内に並べ、は種機2台体制で行った。ハウス内は25度以上になり、汗をかきながら作業をしていた。白木さんは「芽が出るまで温度管理に気をつけたい」と話した。

 今期も昨年と同じ2・64ヘクタールの水田を作り、早ければ五月中旬に田植えを行う。(佐藤いづみ)

【10秒動画】地酒「十勝晴れ」今期もスタート 音更町内で酒米の種まき

関連写真

  • ハウスの中で種の植え込み作業をするメンバーたち。左が白木祐一さん(20午前11時ごろ。金野和彦撮影)

    ハウスの中で種の植え込み作業をするメンバーたち。左が白木祐一さん(20午前11時ごろ。金野和彦撮影)

  • 機械を使って、種の植え込み作業をするメンバーたち。左奥が白木祐一さん(20午前11時ごろ。金野和彦撮影)

    機械を使って、種の植え込み作業をするメンバーたち。左奥が白木祐一さん(20午前11時ごろ。金野和彦撮影)

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