十勝ワイン入り「北のサングリアサワー」新発売 セコマ
【池田】コンビニエンスストア道内最大手のセコマ(本社札幌、赤尾洋昭社長)は、町ブドウ・ブドウ酒研究所(佐野寛所長)が製造した十勝ワインと道産果汁を使用した「北のサングリアサワー」(350ミリリットル缶、140円)を新発売した。酒類を取り扱っているセイコーマート1157店(北海道、茨城、埼玉)の他、通販サイトでも取り扱っている。
セコマグループが「道との連携と協力に関する協定」に基づいて手掛けた新商品。池田関連では2018年6月に発売した「十勝ブランデーハイボール」に続く第2弾となる。
十勝ワインの定番商品「トカップ」の赤と、道産のブドウ、イチゴ、ハスカップの果汁を使ったアルコール度4%のサングリアサワー。缶には「十勝ワイン使用」と記されている。ワインの酸味や渋み、果物の甘さと爽やかさを楽しめる。同社は「道産食品の消費拡大とブランド力向上の取り組みの一環」としている。
十勝ワイン製造のお膝元にあるセイコーマート池田店(利別西町24)の店頭には、販売開始日の1月25日から新商品がお目見え。小泉留美子店長(47)は「飲みやすく、しっかりワインの風味も感じられる。ぜひ一度、飲んでみてほしい」と話している。
セコマの丸谷智保会長(66)は池田町出身で、十勝ワインの生みの親として知られる丸谷金保元池田町長(故人)の長男。丸谷会長との縁もあって新商品開発が進められていた。
同研究所は「十勝ワインのブランド力向上のきっかけの一つになれば」と期待を寄せている。(内形勝也)
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