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巨大で緻密プラレール ベルクラシックで初「鉄道おもちゃ博」

藤嶺さん(左)の展示した中で最も大きなプラレール作品。右は松本主任

 帯広市内の結婚式場「ベルクラシック帯広」(西2南35、杉本良太支配人)で12日、「鉄道おもちゃ博・プラレールジオラマの世界」が始まった。宴会サービス主任の松本舞子さんは「長さ12メートル以上のスペースを使用した展示は管内では最大級だと思う。緻密に並べられた作品は圧巻」とPR。入場無料。29日まで。

 同施設は新型コロナウイルスの影響で利用客が減少する中、施設の魅力を知ってもらおうと初めて企画した。十勝でも知られるプラレール愛好家、藤嶺匡宏さん(52)=帯広信用金庫鹿追支店支店長代理=に依頼し、3日間かけて展示を仕上げてもらった。

 プラレールはタカラトミーが販売する鉄道玩具。発売から60年以上たつが、古い物も最新の商品も、レールや車両、情景部品など自由に組み合わせられる。藤嶺さんは、車両だけでなく、商店やビルなどの建物をそろえた「トミカタウン」で街並みを再現し、一体展示するのが特徴。藤嶺さんは「20回以上、展示会を開いているが、過去最大の大きさ。広さを生かし、車両を10両編成にしたロングレールも設置した」と話していた。

 時間は午前10時~午後7時(最終日は午後4時まで)。スタッフに声を掛ければ車両を動かすこともできる。問い合わせはベルクラシック帯広(0155・48・6688)へ。(佐藤いづみ)

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