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二十四節気の「大雪」も…ぬかびら以外は積雪ゼロ

雪はなく、凍り付いた帯広市内の緑ケ丘公園の池。氷をなめるエゾリスの姿も(7日午前8時ごろ、小山田竜士撮影)

 7日は二十四節気の一つ「大雪」。暦の上では雪の降る量が多くなる季節となったが、十勝管内の平野部では「積雪ゼロ」の状態が続いている。

 帯広測候所によると、7日午前9時現在、十勝管内で1センチ以上の積雪を観測しているのは、全12地点のうち、上士幌町ぬかびら源泉郷(4センチ)のみ。平年(18センチ)に比べると4分の1以下だ。

 帯広(平年7センチ)では、今季は積雪を記録していないが、1989年以降で12月に積雪初日を迎えたのは7回ある。最も遅い積雪初日は12月23日(83年)。

 測候所の吉田正博予報官は「冬型の気圧配置が続き、山沿いでは雪が降るが、平地は晴れやすい状態。平地に雪をもたらす低気圧の接近が少ない」という。測候所は、10日ごろに低気圧が十勝地方に接近する可能性があるとしている。(深津慶太)

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