鹿追など8町が台東区で特産品を紹介
【鹿追】鹿追など管内8町が1日から20日まで、東京都台東区浅草のアンテナショップ「ふるさと交流ショップ台東」に出店し、特産品をPRしている。新型コロナで人の行き来に制約がある中、期間中はオンラインでの交流も計画している。
鹿追町は2017年に同区と連携協定を結んで以来、5回にわたって同店に出店してきた。今年度は管内18町村と台東・墨田両区の間で連携事業がスタート。交流の機運が高まっていることを受け、鹿追町が他町に参加を呼び掛けた。
参加しているのは鹿追、新得、清水、芽室、幕別、池田、豊頃、浦幌の8町。農畜産物品や加工品、スイーツなど計75点を並べている。鹿追町の担当者は「鹿追単独で実施するより多くのアイテムがそろった。来店機会の増加につながれば」と期待する。
例年、鹿追から人も送り込んで営業活動を行っていたが、今年はコロナ対策のため断念。代わって、アンテナショップがある千束商店街などの協力で出店にこぎ着けた。期間中は管内の出店者と、同商店街関係者などをオンラインで結び、マッチング事業も計画している。
担当者は「顔を合わせる機会をつくることで今後、実際の人の動きにつながっていけば」と話している。(丹羽恭太)