町産牛肉が給食に登場 広尾 JAが提供
【広尾】町内の小・中学校、高校の給食に5日、広尾産黒毛和牛入りのカレーライスとカップヨーグルトが登場した。児童・生徒は、定番の牛乳も加えた「牛づくし」のメニューを堪能した。
JAひろお(鯖江雅浩組合長)が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で落ち込んでいる和牛や乳製品の消費拡大を目的に、約40キロの和牛などを無償提供した。
この日のメニューのほか、19日にも「すきやき風煮」として提供される。
広尾小学校(高橋敏宏校長、児童218人)の2年1組(38人)では、同JAがあらかじめ角切りにして納品した和牛がふんだんに入ったカレーライスが配られ、児童は肉のうま味を感じながら満足げに平らげた。
神代瑛斗君(8)は「柔らかいところと歯応えのあるところがあっておいしい」と笑顔だった。(石原秀樹通信員)