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甘い肉厚の果実 帯広メロンの出荷開始

出荷が始まった「帯広メロン」。今年も甘さは上々(24日午前10時20分ごろ、小山田竜士撮影)

 「帯広メロン」の出荷が24日に、始まった。今年も糖度が高く、爽やかな甘味が特徴のメロンに生育した。帯広市内の量販店などの店頭に並ぶ。

 帯広メロンの生産者は20年前は19戸程度だったが、現在は帯広、芽室の6戸が栽培。マスクメロンの「妃(きさき)」という品種で、糖度は15度以上。サーモンピンクの肉厚の果肉が特徴で、2キロ以上のサイズが主流となっている。

 販売元のキサキ糧穀(帯広市、鬼崎友宏社長)には24日午前、500玉ほどの帯広メロンが並んだ。今年の生産量は約5000玉で、イトーヨーカドー帯広店、イオン帯広店、とかちむらなどで取り扱われる。8月12日まで出荷し、2玉5000円前後で販売される。

 新型コロナウイルス感染防止のため、生産者が集まって出来栄えを確認する「目ならし会」は行わず、各生産者が時間をずらしてメロンの規格などを確認する予定だ。

 鬼崎社長は「糖度は16度ほどあり順調に生育している。十勝の人たちに食べてもらいたい。生産農家も増えてほしい」と話していた。(中島佑斗)

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  • ビニールハウスに実った帯広メロン(24日午前10時半ごろ、小山田竜士撮影)

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  • 着々と進む帯広メロンの出荷作業(24日午前10時半ごろ、小山田竜士撮影)

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  • 出荷が始まった「帯広メロン」。今年も甘さは上々(24日午前10時20分ごろ、小山田竜士撮影)

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