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耕作シーズン迎え 農機の出荷ピーク 農機具メーカー

出荷に向けて、トラックの荷台にくくり付けられる農業機械(4日・東洋農機芽室工場、新井拓海撮影)

 春の耕作シーズンを迎え、農業機械メーカーによる農機出荷がピークを迎えている。製品の置き場には、農作業で使われる新しい機械がずらりと並び、出荷を待っている。

 東洋農機(帯広)では年間約1000台の農機を生産するうち、5月末ごろまでに約7割を出荷する予定。現在、芽室工場内の約8000平方メートルの製品置き場には、農薬散布などに使用する主力の「スプレーヤ」など300台ほどが並んでいる。農機は十勝管内の農家を中心に、東北、北関東、九州にも出荷されている。

 同工場では4日、畑の石を取り除くための「ストーンピッカー」をトラックに積み込み、管内農家に配送する様子が見られた。

 昨年の十勝農業は、管内JA取扱高が過去最高の3549億円を記録。同社の木村孝常務執行役員は「受注はここ数年良い状況が続いているが、イモやタマネギの単価が下がり、農機の更新を我慢する動きもある」と話していた。

 日農機製工(足寄町)でも「カルチベーター」(除草機)の製造・出荷が盛んになっている。同社のカルチベーターは十勝を中心に、全道で活躍する。(中島佑斗)

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