十勝ミルキーのヨーグルトがグランプリ 十勝ブランド投票
十勝産食材を使った商品の頂点を決める「十勝ブランドグランプリ」が8日、ベルクラシック帯広で開かれた。十勝ブランドとして認証されたチーズや菓子類が集まり、参加した210人がお気に入りの一品に投票した。「ベストof十勝(総合)部門」では、十勝ミルキー(帯広市、加藤祐功社長)のプレミアムヨーグルトが選ばれた。
十勝ブランド認証機構(林隆義会長、事務局・とかち財団)が主原料や品質管理に関わる基準を設定、これらをクリアした商品を「十勝ブランド」として登録している。同日の催しは、登録商品の認知向上と販売促進を目的に同機構が主催した。
新たに登録された日本酒や十勝ワインなど、19工房の商品・61件が勢ぞろい。昨年に続いて参加した中札内村の梶山千裕さん(32)は「多くの商品を一度に食べられる機会はないので楽しい」と話していた。
総合部門のグランプリに選ばれた「麹(こうじ)プレミアムヨーグルト」は、ジャージー牛の生乳と麹を使った健康志向のヨーグルト。21票を獲得した。出品した十勝ミルキーの関係者は「手間のかかる商品なので、評価されてうれしい」と話していた。(沖田唯可)
その他の受賞商品は次の通り。
▽「ベストof十勝(総合)部門」準グランプリ=十勝ラクレットモールウォッシュ(十勝品質事業協同組合)
▽「ニュースタイル(食べ方提案)部門」グランプリ=十勝野フロマージュ、ペイストリーストーブハウス
▽「ベストパフォーマンス(実演)部門」グランプリ=十勝品質事業協同組合▽同準グランプリ=十勝野フロマージュ