“訳ありカボチャ”の大福発売 道の駅ピア21しほろ
【士幌】道の駅ピア21しほろでレストランなどを運営する「at LOCAL」(堀田悠希社長)は18日から、同駅の看板商品である大福シリーズに、「かぼちゃみたらし大福」を新たに追加した。町内産の“訳ありカボチャ”を使ったユニーク商品で、「定番」に成長することが期待されている。
原料のカボチャは、町下居辺の菊地博明さんが自宅近くの野菜農園で栽培し、出品を予定していた。ただ、今年の収穫分はネズミにかじられて売り物とはならず、カボチャをペースト状にして有効活用することになった。
大福はとかち製菓(中札内)が製造。一般的に売られているカボチャの大福と違いを出すため、少量のみたらしソースを中に染み込ませた。もちもちとした食感に加え、ほのかなカボチャの甘みも感じられる。
at LOCALの取り扱う大福としては6種類目。今後、士幌高校とも連携して訳ありカボチャを使ったスープ、プリンの商品化も検討している。
販売担当の長岡まどかさんは「士幌に立ち寄った際のお土産にぜひ」とPRしている。
通年販売するかは、今後の売れ行き次第で決まるという。1個150円。問い合わせはat LOCAL(01564・5・5111)へ。(小縣大輝)