広尾 サンタランドツリー点灯式
１５万球のイルミネーションが輝き、花火が夜空を彩った「ひろおサンタランド」の点灯式
【広尾】「ひろおサンタランドツリー点灯式」（町主催）が２６日、町内の大丸山森林公園で行われた。１５万球のイルミネーションが一斉に点灯し、一足早くクリスマスのムードに包まれた。
町は１９８４年にノルウェーの首都オスロ市から、同国外初の「サンタランド」に認定された。点灯式は今年で３６回目。この日は午後３時ごろまで雨が降り、飲食物の販売や一部イベントは中止となったが、同５時からの点灯式には約３００人が集まった。
サンタクロース姿の村瀬優町長が「全国に夢や希望をサンタランドから届けたい」とあいさつ。地元の子どもたちや来賓とともに一斉にスイッチを押した。カウントダウンより早く点灯するアクシデントはあったものの、笑い声が色鮮やかに輝く会場に響き、園児たちの愛らしい合唱や３００発の花火に拍手や歓声が上がった。
日高管内新冠町から家族で訪れた伴綾音さん（６）と弟の隆太朗ちゃん（４）は「イルミネーションとか花火がきれいだった」と喜んでいた。
イルミネーションは来年１月３日までの毎日、午後４時半～同１０時に点灯する。（松村智裕）
