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ビート受け入れ始まる 24時間体制で製糖作業

製糖作業が始まり、続々と運び込まれるビート(12日午前9時25分ごろ、山下僚撮影)

 十勝管内でビートの製糖作業が始まった。日本甜菜製糖芽室製糖所(芽室)は12日午前7時に操業が始まり、収穫されたビートが次々とトラックで運び込まれている。5月上旬まで、24時間体制で製糖作業が行われる。

 芽室製糖所は原料処理能力が1日8500トンと国内最大規模。今年は帯広、音更、芽室、幕別、中札内、更別の6市町村の畑1万3869ヘクタールから、前年より2万トンほど多い約103万トンのビート受け入れを見込む。

 運び込まれたビートは土を洗浄除去し、細長く裁断し、その後、糖分を抽出する。12月下旬まで受け入れ、製糖は来年5月上旬まで続く。砂糖生産高は17万トン程度となる見通し。

 100万トンを超える豊作の要因について、同製糖所は「春は干ばつがあったが、適度な雨と好天に恵まれた」と説明。糖度については今後の天候次第でもあるが、「昨年並み(17・3%)を期待したい」とした。

 管内の製糖工場では、北海道糖業本別製糖所が15日、ホクレン清水製糖工場が18日からビートの受け入れを開始する予定。受け入れ数量は北糖が34万トン前後、ホクレンが32万8000トンを見込んでいる。(中島佑斗)

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